だらしない。

不可思議と不思議

今は誰とも話したくない

1人になりたい。でも1人になれない。

今日も失敗。明日も怖い。毎日それの繰り返し。

予定は詰まる。でも望んではない。

何もしたくない。それはそれでいいだろ。

忙しない師走。ただの日常。

あーもうやめたい。

 

まともに飯も食べずに充電の切れた携帯のように寝落ちするだけ。

脱ぎ捨てたままの服はそのままに。

ストローの端を噛むように

 

屈託もなく笑う君の事をただ見ながら食す定価200円程のハンバーガ

並びの途切れないレジを横目に君の話に耳を傾ける。どこに行こう何を食べよう既に満たされたことを見越して未来予想を立てる君。

そんな幸せであった事を思い出してストローを噛むように端を噛みながら吸い込んだ煙を吐いた。タバコの色は灰色のまま。

 

師走今夜もまた昨年と同じ場所。

ここにはいつも帰ってきたくなる。

そう思わせてくれるこの場所が好きだ。

生還。

生き返った携帯。

澄み渡った空と、沈んだ気持ち。

衝突から数日。死にかけたけど体は無傷。

バタバタと忙しなく動いて溜まった疲労

 

君は何をしていますか。

ほんとは声が聞きたかった

さっきはすごく嬉しかった

自分が情け無い

 

だからながら携帯はやめよ

よくない

なしてかどうしてか

わからないけれど

今日に限ってみたいな事って沢山あるよね

眠れてなかったり疲れていたり時間がなかったり

まあようは準備ができてないって事なのだろ

そんなタイミングでいつも君は

ってどこか愚痴ることもあるけど

それで嫌なんて思わない

強いて言うなら余裕のないそのおかげで失敗をしてまた嫌われる事が怖くて嫌になる

 

あー、いつになれば

またふたり笑える瞬間がくるのだろ

急かすような事はしない

それは学んだ、ゆっくり少しずつ

ちゃんと想っているから

不安にだってさせないでおく

他になにも見えてない

青くたっていい

誰よりも何よりも好きだから

手には沢山持てないから

大切なものを少しだけ持とう

もう迷わない悩みは尽きないけれど

行く末はただ一つ

ねむいただねむい

だるいただけだるい

 

時間にルーズなのか、追い込んでついていけてないのか、はたまたその両方なのか

 

ただただ寝たい

なにもしたくない

 

そろそろ限界地

明日ゆっくり寝られるだろうか

散財。採算は取れない。

浪費。意味もなく消費。

 

あーあ、また自己嫌悪に落ちつつも

仕方ないこれでいいと自己への愛で誤魔化す。

お気に入りのショップで買い物。

安物買いをやめていいものを

そんなこと思って買えば消えていく現在手に持った金と銭。

でもこれでいいここから変化。

なくなれば増やせばいい。

どうにでもなるどうとでもなれ

ずっと気になってたしこれでいいか

買った直後のハイは消え失せて

ダウンタイムに入って自己嫌悪と将来への不安に駆られ揺られる長尺の電車内の中。

 

そういえば最近音楽やってねーなー

やっぱアナログがいいんだよな

色々な事が科学と革命によって変化して

利便性や効率化された世の中だけれど

それによって伴う弊害をまだ受け入れ切れてない大衆ではないのかな

携帯やPC、SNSやネットワークの充実。

機械化やオンライン化になって失う物はなんだろう。きっとそれは人が人であるべき姿なんじゃないのかな。

全ては僕らが幸になり。言い換えれば楽になるためではあるけど、その結果として疲弊して失う対価が大きすぎる気はしないだろうか。

携帯じゃなくノートブックをネットの海を彷徨うのではなく、己が足で出歩くのはどうだろ

そこに意味を見出して、いや見出す必要すらないのかもしれない。

だってそれが本来の人のあるべき姿なのだろ。そこにたまにある音楽や演劇や絵画。

五感を研ぎ澄ませば必ず見えてくるんだよ。

って意味もなく時代錯誤に身を投じた。

夜汽車の中。