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ハローハロー聞こえますか
明朝、そこになにがありますか
そばに誰がいますか
答えはない。正解もない。応答もなければ歓声もない。
差込む日に照らされ、眩しそうに擦る瞳
今世紀最大に重たい体を起こして向かう京
流し込んだコーヒーはピクリとも仕事をしないでおいて、人様には仕事を命ずる
数週前隣にいた君はもういない
同じ列車。隣には温かな愛情。
世界のどこを探しても俺以上に幸せなやつなんていないんだろって言い切れた。
今では1人同じ帰路。缶ビールは飲み干した。
仕事は夢中に。連絡は白昼に。
文脈はない。脈絡もない。短絡的で反感を仰ぐ
夢は枕元に置いてきた。明日なんて願うこともない。おかしいよな未来は明るかったはずだぜ
今週もジャンプは読んでない。来週もない
誰か僕の声を聞いていますか。
聞こえますか。届いてますか。響きますか。
また性懲りもない文面を連ねるは阪急の線路上
恋愛映画で言えばバッドエンドの最終幕
エンドロールはまだ先で、ここから転へ。
そのくらいの願いを込めてマイクロフォンを
応答セシ応答セシ
バッドエンドボーイ